家族ではないけれど

過去のコラム

会社は「生きもの」だと思うのです。
一人ひとりの人間が事業所の血となり肉となり個性を沁みつけていく。

だから愛着も湧けば憎しみも湧く。
人が入れ替わり立ち代わり少しずつ姿を変え、おしゃれな時もあればダサい時もあり、品格高い時もあれば荒れてグレている時もある。

穏やかに息をしながら、あるいは荒い息をしながら、事業所は寿命を延ばし成長します。
ながーく経緯を見ているととても愛おしくなります。
私の、そして職員みんなのかけがえのない場所。それぞれの夢と希望を叶えるための大事な場所。

困難を打開する力や、解決に到達したときの充実感、やりがいなどを得るために上昇志向のレールが敷かれた場所。さらにその積み重ねはその人の生き方に大きく影響し、人生を形づくっていくことに他なりません。

それに気がつくと、かけがえのない仲間たちとの日常はただ感謝しかなく、その他のことなどすべては些細な小さなことに思えてくるのです。