指定取り消し事業所の実態

過去のコラム

先日、当社も長く協力いただいている事業所の一つが、指定取り消し処分を受けました。いきなりのことで、しばし言葉が出ないほどに驚きましたが、昨年すでに監査が入っていたそうで、オーナーにしてみれば十分予想がついていたことに違いないのです。

他例にもれず内部告発の様子。
だからね、いつも言ってるでしょう。スタッフさんを怒らせて辞めさせたらダメだって!いえ、何も精神論で不正を包み隠そうってんじゃないのですよ。この人出不足の中、少なくとも内部だけは団結して協力体制をつくりましょうよ。
それ、いわんこっちゃない。
「従業員が居なくて仕方なかった」子供じゃないんだから。行政の仕事にごめんじゃすまないです。プランと記録内容はきちんとつじつま合ってないといけませんよ。ケアマネが、嫌われながら事業所さんに口酸っぱく伝えるのはこういうことなのです。
介護保険をなめちゃいけません。

この業界でまだやっていく気がおありなら、慰めは言いません。
黙って世間に耐えながら、途方もない返還金を黙々と払い、気持ちをスタートに戻すことです。
(2023/9)